■浅芽が宿ー秋成幻想 作・演出 酒井澄夫 轟悠/月影瞳/香寿たつき/安蘭けい
立身出世の夢を追いかけ、京の都に向かう、若者・勝四郎と、曹次郎。
田舎に幼なじみのi許婚・宮木<月影瞳>を置いて行く勝四郎に轟悠。
どちらかと言えば、しっかり者の親友・曹次郎に香寿たつき。
都の魅惑的な姫、眞女児に、宮木と2役を演じる月影瞳。
私の好きな、ゴールデンコンビ&ゴールデントリオ!!です。
なので、とても、まとまっていて安心して没頭できた大好きな作品になりました!!
下書きに上田秋成「雨月物語」があるので、もっと、幻想的、重厚であってもよかったのかもしれませんが
作品のまとまりを考えると、広げすぎず、このぐらいで、充分ではないかとも思います。
私的には、この「庶民的」な感じが、大好きであります!
イシちゃんも、凛々しく!若々しい!
「凱旋門」から始まり「再会」、そして、その次に鑑賞した轟作品ビデオなので、
私にしてみると、すごく新鮮でした。
日本物がお似合いの、イシちゃん。勝四郎は、私のお気にいりの役。
曹次郎<香寿>とのコンビが、すべてのシーンで、実に気持ちよく、息もあい、
幼馴染と言う友情が上手く表現できている。
帰省途中の立ち回りのシーンも、びしっ!と決ってカッコイイ〜!泣かせどころせもあるしね。。
毎回々、思いますが、月影瞳、 香寿たつき 、のお二人は本当にスバラシイです。
完全に、「役」にはまり込もう」とする姿は、宝塚の域を脱している気すらします。
その二人が、イシちゃんを囲んでまさに、わたし的には、完璧なコンビなのです。
この作品の見所の一つは、月影瞳の、大変身!!じゃないけど
眞女児から、妖怪!魔物に変わるところ。
律儀な宮木役と、怪しい姫、魔物?眞女児との2役を演じる月影の魅力満点!!
大満足です!!!
怪しい魅惑から、母性的な優しさ、女のオロカさ、可愛らしさ・・・
なんでも演じられる月影瞳さんは、本当にすばらしい!
最後、宮木と勝四郎のシーンでは、何度みても泣いてしまう私です。。(ノ_-。)ウゥ・・・
★ラヴィール 作・演出 中村一徳
家城比呂志、名倉加代子、宮崎渥美 と私好みの大御所の振り付け家3人だけあって
馴染み易いレビューでした。芝居同様、庶民的。
香寿たつきさんも素敵です。
この方、初めて観た時も、そして観れば観るほど、実力を感じます。
歌・踊り・芝居、すべて、完璧ですね。なんでも、どんな役でも、いなせにコナス。
欲を言えば、完璧すぎて、地味・・。(*⌒д⌒*)アハ。2番手には最高だと思うけど・・。
イシちゃんのために、いつも居て!!ほしかった・・ >オーーーイッッ!!☆ヾ(`Д´*) ファンも本人も、怒るよね。。迷惑かも。。(T△T)うぅ
「ナイト・カフェ」をはじめ、香寿たつきの、上手さが、ピカピカに光る作品。
もちろんイシちゃんも、素敵!!!
でも、どうなんでしょう。。。イシちゃん・・
一世代前なら全然、オッケー!なダンスの実力だとは思うのですが
どうも、若い方・・周りが達者なもんで・・・
もう少し、軽く、引き上げが効けば、背中が使えれば・・
と思ってしまうのです。。。つま先なんかもつかえたらもっと素敵なのにね・・・。と欲が出ます。
ジプシーパッションのイシちゃんのダンスは、いかにもイシちゃんの踊りの癖みたいなもんが
色濃く出てる・・。あまり好きじゃいのよね。。 >>オーーーイッッ!!☆ヾ(`Д´*)
振りが、ダサイのよ・・きっと。。。ウン“((。。*)コクリ
でも、いいんです!!
いしちゃんは、子供の頃から<ヅカ受験教育>を受けてたわけではないみたいだし、
すばらしいです。きっと、努力したんだと思います。(ノ_-。)ウゥ・・・
ダイナミックな点では、満点だし!!
なんせ、表情・顔がいいんだもん!!これが、スターよ!!うっははははは!
それに、ストレート、不器用な感じが、たまらないのよねぇ〜いひひ。
「DANCE JAZZIN]お気に入りのシーンです。
エジプトのシーンでは、デイモンのようないでたちを見せてくれて
嬉しい・・。指・・つらなかったかしら??<笑>
フィナーレ、真赤なラメで踊るぐんちゃん&いしちゃんは、クールでよかったです。
トップとして、確実に安定!余裕が感じられました。
このビデオには、9月1日<レビュー記念日>として、おまけのように
レビューが入ってました!(o^-^o) いひっ 歌謡ショーのようでした。(*⌒д⌒*)アハ
そして、どのキャストもお客さんにも投げキッスが多く、イシちゃんも客席から出てきたりして、
サービス度が高い気がしましたね。。
雪組みのみなさんの、和気あいあい感が色濃く出ていて、イシちゃんの表情目線など
特に、香寿たつきさんに投げる目線や表情は、トップ・2番手の信頼関係を現しているようで嬉しかったです。
みんな仲良し〜♪
芸術性と言うより、ドメスティクなイメージのショーですが、私は好きです。
お気に入りな1本です。
■THE FICTION 作・演出太田哲則
轟悠がさまざまな人物に扮して1人で演じる”1人ミュージカル”。
実在の人物(ジャコモ・カサノヴァ)をモデルに、フィクションの部分を採り入れて、啓蒙の時代・18世紀に生きた男の気概、信念を描く
<スカバー解説文より>
一人芝居・・って、苦手なもんで、おそらく轟悠でなければ絶対見なかったでしょう。
なんで、苦手かって・・・・地味だし、観ていて疲れるから。<苦笑>
嫌な感じに捉ると、逃げ場がないでしょ。
で、結果、観ていて疲れなかったけど。。。(*⌒д⌒*)アハ
イシちゃん、案外つまんないぐらい自然体に見えた。
女性姿は特に、惚れ惚れ!!
でも、もっと、もっと、がんがん!!やって欲しかった。。。
早代わりのオンパレード!ガチャガチャ!ハチャメチャ!!
そして、歌って踊る!!体力に挑戦!有酸素!筋肉ミュージカルか!!ってぐらい。。<ばか>
なんか・・中途半端で。。。確かにイシちゃんは芝居上手な方だとは、思うけど、
円形の舞台で、客にまるまるみせて、一人で太刀打ちするのは。。。ちょっと。。辛そうにも観えた。
素直な素のイシちゃんが観れたのは、嬉しいけど。。
マイムのシ−ンになると、がくっと!!説得力なくなるのも、否定できない。。
それでも、テンションがどっか!と下がらない、彼女自身には、あっぱれだけど。
じつに、淡々とキープしてました。
結構、強い。。つーか、やっぱナルちゃん?<笑>
いったいコンセプトはなんなのか?
一人芝居に挑戦したぞ!すごいだろう!ってことだけなら、哀しいが。。。でも
ファンは、イシちゃんをまるまる長時間観られて嬉しいには違いない。
なので、成功。。。。ってことにしよう。ウン“((。。*)コクリ
こーゆー時こそ、私の嫌いな石田先生が、作演出したらいかがなもんか?なんてね<爆>
別に、さしてこの作品の演出がよくないとは、思ってないですが。。
ほんとの処、「一人芝居」って、もう、演出とか、演技とかじゃなくって、人格。
その人間丸ごとだと私は思ってるし、いかにその人がチャーミングか?が、すべて。
<そー、とある専門科に指導されてきた私ですし。。・・……(-。-) ボソッ
組子で芝居してる時も、イシちゃんは「一人」。。って感じがする時がある。
だから、一人芝居ってのは、<大当たり!>って期待もあり・・v( ̄∇ ̄)ニヤ
そして、確かに、素直に、サクサク、清潔にやり遂げてました。
暴れん坊、神経質に見えるイシちゃんだけど、やっぱりそれは、繊細さのなす防衛でもあり
この作品をみていると、「やっぱり魂が高貴なんだ」と、思ってしまう。
一人になってみると、すごく普通の人・・<?変な表現ですね>
つーーか、「女性らしい人」 って感じがしました。
人間がまさに清潔なんだ・・と。
こーゆー透明感が、もっと、普段の役にも出るといいのにな。。。
ほんと、お疲れさまでした。轟悠さま。。
一人はしんどいって、学習したかな?組子に戻って優しい受身するかな? >ヾ(-д-;)ぉぃぉぃ
ああーーー、高嶺ふぶきさん、香寿たつきさーん、恋しい〜!!
私は、体育会系、団体・宴会が好きだぁ〜! <意味不明・・(?。?*)ワカラン